運動会、緊張の一瞬を支えてくれた先生の笑顔

その奈良でも評判の大和高田の保育園でも、例年年長さんの運動会で竹馬を使ったダンスを披露します。前年のクリスマスから”ポックリ”練習、年長の梅雨から本格的な竹馬練習開始、そして3ヶ月後に本番となるのですが、他の子たちが次々と乗れるようになる中、もともと竹馬に苦手意識のあった息子はフラフラと数歩歩くのがやっとでした。しかも息子は当時、癇癪もひどかったので、家庭での自主練習も中々捗らず手を焼いていました。それでも担任の先生は20人いる子ども1人1人の様子をよく見ていてくださり、週末の自主練習前には目標を一緒に決めてきてくれたり、保育園での練習の様子を細かく引き継いでくださったり。あの人気の奈良でも、保育園はどこからもまた、本番に向けては竹馬の高さ調整に、足板のチェック、どうしても乗れない子には補助具をつける相談をするなど、たくさんの工夫をしてくださってやっと形に。運動会当日は、息子ももちろん私も緊張しつつの竹馬披露でしたが、担任の先生が1人1人の竹馬を支えながらしっかり目を合わせ、しかもとても朗らかな笑顔で送り出しをしてくださっていました。おかげで途中で足をついてしまった息子も、癇癪を起こすことなく、再び先生に励ましてもらいながら乗り直して最後までダンスを披露することができました。運動会終了時にも、もちろんしっかり褒めてもらって、年長最後の運動会は笑顔満面の良い思い出で締めくくることができました。